坐薬の使い方

お薬豆知識

・使用の前後、必ず手を洗ってください。
・赤ちゃんはオムツを替える時の姿勢で行います。
・坐薬の先や肛門にベビーオイルやオリーブ油、水をつけると無理なく入ります。
・包装から取り出しティシュペーパー等でつまみ、尖った方を先にして肛門に挿入します。
 指の第1関節まで入れる感じで4~5秒押さえた後ゆっくり足をのばすと入ります。

複数の坐薬を同時に使用する場合

・坐薬は室温で保管できるものもありますが、原則冷蔵庫で保管しましょう。
 ※冷凍庫には入れないでください。
 ※特に夏季は自動車の中が非常に熱くなりますので、車中に長時間置かないようご注意ください。
  また帰宅したら早めに冷蔵庫に入れてください。
・カットする場合は中身を出す前に包装の上からハサミなどで切るようにしてください。
   医師の指示で切って使う場合は坐薬のふくらみ部分を残すイメージで切るといいでしょう。
・同じ名前の坐薬でも含量が違うものがあります。
 ※ご兄弟がいる場合などは特に注意が必要です。よく確認し間違えないようご使用ください。
・大人の坐薬を子供に使うのは危険です。絶対に使わないでください。

坐薬を併用する際の注意点

お薬豆知識

お子様の場合、解熱鎮痛剤と抗けいれん薬、または解熱鎮痛剤と吐き気止め等と2種類の坐薬を組み合わせて使うことがあります。
※坐薬を併用する場合、使う順番などによって有効成分の吸収に影響が出ることもありますので十分にご注意ください。

●例1) 熱性けいれんでダイアップ(抗けいれん薬)とアンヒバ(解熱鎮痛剤)を併用する場合
    まずダイアップを先に入れ、30分くらい経ったらアンヒバを入れます。
●例2)吐き気止めのナウゼリンと解熱鎮痛剤のアンヒバ(アルピニー)を併用する場合
    まずナウゼリンを先に入れ、30分くらい経ったらアンヒバ(アルピニー)を入れます。

坐薬の基剤(薬の成分を溶かしているもの)は大きく分けて水溶性のものと油脂性のものがあります。

水溶性基剤

・ダイアップ(抗けいれん薬)
・ナウゼリン(吐き気止め)
・エスクレ(鎮静・催眠剤、抗けいれん薬)

油脂性基剤

・アンヒバ、アルピニー(解熱鎮痛剤)
・エポセリン(抗生物質)
・ワコビタール(鎮静・催眠剤、抗けいれん薬)
・テレミンソフト、新レシカルボン(便秘薬、※成人用)
・ネリプロクト、ボラザG(痔疾用剤、※成人用)

同じ特性の基剤の場合

ひとつめの坐薬を挿入後、坐薬の排出の有無を確認し5分あけてふたつめの坐薬を挿入してください。

お通じの坐薬

他の坐薬と併用する場合は他の坐薬を先に入れ、十分に吸収されるのを待ち、1時間くらいあけてから入れてください。

坐薬をしたらウンチをしてしまった!!

挿入後すぐで坐薬が溶けずに出てきてしまった場合

すぐにもうひとつ入れてください。

挿入後少し時間が経っていてウンチの中に坐薬が見えない場合

坐薬が溶けて一部吸収されている可能性があります。
1時間くらい様子をみてください。効果が出てこない場合はもうひとつ入れてください。
(※この場合、判断が難しいのでかかりつけの医師や薬剤師に相談してください)

挿入後1時間くらい経っている場合

薬はほぼ吸収されています。効果が出るのを待ちましょう。

坐薬の効果が発現する時間と持続時間

以下に3種類の坐薬について効き目が出てくるまでのおおよその時間と効き目が持続する時間の目安を載せておきます。
あくまでも目安で、その時の状態によって変わることがあります。ご了承ください。

商品名 効果が発現する時間 効果が持続する時間
アンヒバ、アルピニー(解熱鎮痛剤)  30分以内 約4時間
ダイアップ(抗けいれん薬) 15分~30分以内 約8時間
ナウゼリン(吐き気止め) 1時間~1時間30分 約7時間